【結局のところ長期入居が究極の空室対策です】

今日もご覧いただきありがとうございます。
 
60歳のおばちゃんでも出来た!
ステキな入居者を引き寄せる空室対策

本日も元気に動いています!!

10月1日から消費税があがるのはすでにご存知のことですが
さて、ゆず不動産にはどのような影響が出ているか?と言うと

管理しているマンションの1階にテナントさんが入居されているので
賃料が消費税増税分値上がりしますよ!という対応がありました。

今お借りいただいている法人さまとは交渉していて、
”増税分の値上げは元々の契約書にも書いてあるので大丈夫”
ということでご了解をいただきました。

ところが、オーナーさんはこれを機に賃料の値上げはできないか?
と、ご相談がありました。
取り交わした契約書を読み込んでみました。

その中で・・
賃料の改定の条項があり

貸主は契約期間中であっても、物価の高騰又は土地建物に対する租税公課の増加または、近隣土地建物の高騰もしくは土地建物管理費の増加その他、経済情勢の変動に基づく諸事情等により、当該賃料等が不相当となったとき、または建物もしくは貸室の改造、改修等があった場合には賃料を改定することができる

と記載されておりました。と言うことで!
固定資産税上がりましたか?

管理費上りましたか?(弊社は管理費は値上げしておりません。ホントはあげてほしいと願っていますが笑)

お部屋はリフォームしましたか?

近隣の家賃相場に比べて、極端に安いとは言い難く・・

オーナーさん、”今回は消費税分の賃料増額だけで
賃料改定は慎重に検討しましょう”と言うご提案をさせていただきました。
 
 
空室対策はさまざまありますが、究極は、一度入居していただいた方に長期入居していただくことです。

短期間に入退去があると、そのたびにリフォームやクリーニングが発生します。
ましてや、テナントともなると、賃料も高額なため、退去後次の入居者さんが決まるまでの機会損失が大きいこともリスクです。

オーナーさまとしては長く住み続けていただくことが最も考えるべき空室対策ではないでしょうか

経営者としてのテナントリテンションも大切です

オーナーさんが入居者さんに対して行うサービスをテナントリテンションと言います。
 
気に入って長く住んでもらえるように、オーナー様自身がコミュニケーションの橋渡しをしたりSNSの情報の発信地となる事もできます。
 
転居してきた入居者さんに対して「地域情報誌」や「ご近所情報」などを作成して配るとか、地域のお店と手を結んで「●●入居者割引サービス券」などを企画しても良いでしょう。
 
観葉植物やトイレットペーパー、地域のゴミ袋を入居時にプレゼントしたり
防災食をプレゼント!なんていうのもナイスアイディアですね!

共用部にメッセージボードを設置して、
最近の出来事や地域情報など書き込んで入居者さんとのコミュニケーションの場にしているオーナーさまもいます。

建物の改修予定などをあらかじめお伝えして、前向きなオーナーであるアピールも良いことです。

また負担にならない程度で地域の輪に繋げることは、非常時の場合にも一緒に行動できることに繋がります。

大家さんのアイデアで長期入居していただきましょう

オーナーさんや管理会社としても、入居者皆さんが心地よく地域に根差して生活を営み暮らして頂きたいと願っています。
 
その努力を惜しまず、オープンにお付き合いできることが顔見知りとなり、さまざまな方向から愛着を感じてもらい、ひいては長期に住んでいただけるのではと考えます。
 
本日も、お読みいただいてありがとうございました。