【お部屋の向きもいろいろ】

賃貸の繁忙期になりましたね!
明日からの3連休は案内の予約でいっぱいです
と、仲介業者さんもおっしゃっていました。
きょうは、仲介業者の立場から
お部屋探しをする際に家賃や立地で
気に入ったところが何件かあり
最後の1件に絞りきれない方の背中を押そうと思います。
意外と大事なお部屋の向きをフォーカスします。
現在、お部屋探しをしている方だけではなく
模様替えをしようとしている方にも役立つかもしれません。

お部屋の向きは意外に重要

一般的に南向きのお部屋が良いと言われますが、
その理由は単純明快。
日当たりがいいからです。
日本は北半球にあるので、太陽は常に南側に見えています。
東から昇った太陽は西に沈むのです。
と、いうことは・・
南向きのお部屋は日中のあいだ、ずっと日が差し続けるのです。
 日照時間が長いので洗濯物の乾きもよく、
秋冬には自然光の温かさや明るさがあるので、
日中の暖房代や照明費用が節約できるというメリットがあります。
やはり、南向きのお部屋が人気があり、賃貸物件も南向きの
お部屋が多いのです。
が、しかし!
人によっては他の方角の方が良いことがあるんです。
東向きのお部屋は、
生活リズムを整えたい方におすすめ
東向きのお部屋は、生活リズムを整えたい方におすすめです。
太陽は東から昇るので、朝一番の太陽を浴びることでき、
体内時計が狂いにくいのだそうです。
また、朝の日差しでお部屋も暖かくなるので、すっきり起きやすいというメリットもあります。
東向きのお部屋は日当たりを考えると
洗濯物を干すのは午前中になりますね
朝日で目を覚まして、お洗濯をゆっくり干して
準備して会社に向かう
これぞ!健康的な朝の過ごし方
西日は意外といいですよ!

次は西向きのお部屋
西日という言葉が浮かんで、ネガティブにイメージされる方も
おられますが、案外悪くないんですよ。
夕方に洗濯物を干す方は乾きが早いですし
冬には夜まで温かさが残るので暖房費用が節約できるんです。
夜型の人に西向きのお部屋を激推します
なぜなら朝日が入らないから!
お昼以降に起きてお仕事に行かれる方なんかは
朝日で目が覚めるのが逆に嫌ですよね。
午前中にしっかり寝ても大丈夫な職種の方は、
西向きのお部屋は案外穴場物件なのかも。
夏は西日が暑いというイメージですが
西からの日差しが特別暑いというわけではないそうです。
暖色の色覚効果と最も気温が高くなる時間に差し込む日差し
ということで実際以上に暑く感じられるからかもしれません
確かに最も気温が高い時間帯に
さらに日が差し込む西向きのお部屋は温度が高くなりますが
夕方以降は家に居ない方であれば
西日の暑さも関係ありませんしね!
西向きのお部屋のデメリットは、
家具などの日焼けと冬の寒さですかね?
まあ、家具や洋服などは、どの向きの部屋でも
日に当たる時間が長ければ焼けるものなんですけどね。
ポジティブに捉えると
西向きのお部屋は夕日が綺麗なので、それを見て癒されましょう。

最後は北向きのお部屋!

最後に北向きのお部屋についてです。
地方の都市では窓が北向きの物件は少ない都会では結構あります。
なので、洗濯物も乾きにくいし、湿気も溜まりやすい。
 

最悪〜と思うでしょ?
実は、個人的には北向きの部屋って結構好きなんです。
というのも、日差しがふわっとしか入らないということは、
日焼けしないということなんです。
本の背表紙も、洋服も、家具も日焼けしない。
本棚にたくさんの本がある人や、
家具や洋服などの風合いを損ないたくない人はすごく助かると思います。
本はもちろん、ギターや絵画など、焼けてほしくないものが多い方
には北向きのお部屋最高なんです。
湿度についても除湿機をつければオールオッケーですしね。
また、夏は涼しいので暑がりさんも嬉しいはず。
そのかわり寒がりさんは冬の暖房が欠かせません^ – ^
そして、何より、よく眠れる!
昔、脳疲労が軽減されると聞いたこともありました。
感性が磨かれるお部屋というと大袈裟かもしれませんが、
北向きも悪くないと思っていただけたんじゃないでしょうか。

まとめ!
いかがでしょうか、
お部屋の向きも考え方で
意外と生活を楽しめるのでは?

ここで、少し気をつけていただきたいのは
南向きでも目の前に大木や塀があったり、
建物が建っていたりすることがあるので、
実際に現地で確認して体感してみる方が良と思います。
ご案内の時には背中を押してくださいね!!