【失敗を生かす。管理の失敗】

平成最後の日も、
水道メーターの検診と掃除
駐輪場の草むしりでした。

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こんにちは、管理会社もしながら
空室対策アドバイザーもしている
フィーリングリフォーム®空室対策アドバイザーの鈴木です。
昨日は平成最後、最後と
お祭りのように盛り上りましたが
スモール不動産会社の私は、相変わらず
忙しい1日でした!

管理会社は人手不足です
 
確かに、管理担当者の1つ1つの業務は単純なこともあります。

入居者さん・大家さん・上司(社長)の
三つ巴の調整をする必要のある業務が多く、
この調整に時間もかかりストレスもかかるのです。

ましてや、小さな会社だと、こうした折衝業務の他に、
入居促進業務や契約業務や経理業務も兼任だったりするのです。
目の回る忙しさでしょう。その上、給料は高くないのです。

もしかしたら、あなたが依頼した業務について
「こんなカンタンなことを、なぜ、すぐにやらないんだ?」
と怒りたくなることがあるかもしれません。
ですが、上記のような状態なのです。

そこで、大家さん(自分)自身でやればいい
…という発想に切り替えてみてはいかがでしょうか。
どうしても管理会社(業者)でないとできない業務だけ依頼する、
そして大家さんでも出来る業務は大家さんでやる
そんな役割分担が出来るといいかな、と思います。

私には、管理会社にいた頃の苦しい経験があります。

 
上場企業の子会社に入社した頃
最初は、不動産部の管理課に配属されました
1日2件を目標に毎日点検していました。
当時、一人で60件〜90件近くは担当していたと記憶しています。
 
点検→上司に報告→大家さんに報告→大家さんからの連絡
→業者見積り依頼→大家さんに見積もり送付→大家さんからの承諾
→業者さんに発注→完了報告を待って完了検査立会い→完了報告書作成
→請求書を作成して送る→入金確認と領収書作成→お礼の連絡と領収書送付
→点検簿記載

いかがですか?ものすごい手間と時間がかかるでしょ?!
その間、自然災害、クレームや、退去立会い、入居の斡旋と
目が回る忙しさでした。

来る日も、来る日も残業の毎日
会社からは、残業時間を減らすように!
と毎日言われ

その上、超真面目な上司は
どこまでも会社に従い
あまりに理不尽だったので
4年目に辞表を書きました。
心が悲鳴をあげていました。

 
が、しかし!不動産部の部長が
宅建士の資格もあるし(当時は宅地建物取引主任者)
仕事ぶりは見てきたので
売買のできる不動産営業に配置換えを提案してくれました。
人事部からも正社員登用の試験を提案され
合格して、不動産営業部に配置換えになりました。
 
ハッキリ言って
逃げました!!管理から逃げたのです。
 
その後も、転勤で
管理もしながら、不動産営業もしたりしましたが
数が少なかった事と
営業の仕事の量の方がはるかに多かったので
仕事を続ける事ができました。
 
今、思うのは
その時、もっと、違う言い方をすれば
思いが伝わる言い方をすれば
きっと、もっといい提案ができて
大家さんといい関係ができたのではないか
という事です。
その反対もまた同じで
大家さんも管理会社さんに伝わる提案をしたら
きっといい関係ができて
満室になるのではないかな!と思ったのでした。
 
大家さん、管理会社さんへの行動
仲介さんへのアプローチの仕方が大事です。
 
管理会社さん、競合物件と比較して
改善提案できる
頼もしい管理会社さんを目指しましょう
応援していますよ!